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データ消去

データ消去(でーたしょうきょ)

この用語のポイント

  • データ消去とは、パソコンやスマホなどの記憶装置に残るデータを、復元できない状態にすることです。
  • ごみ箱に入れる「削除」や、初期化(フォーマット)だけでは、データが残っていて復元される場合があります。
  • 消去の方法は、専用ソフトでの上書き、専用装置での消去、物理的な破壊、暗号化消去の4種類が代表的です。
  • パソコンを売る・譲る・捨てるときは、先に必要なデータのバックアップを取り、消去を誰がどう行うかを確認しておくと安心です。

「データ消去」とは?


データ消去とは、パソコンやスマホ、USBメモリなどの記憶装置に保存されたデータを、あとから読み出したり復元したりできない状態にすることです。

ふつうの「削除」は、ファイルが見えなくなるだけで、中身は記憶装置に残っている場合があります。そのため、パソコンを売却・譲渡・廃棄するときは、削除ではなく「データ消去」まで行うのが望ましいとされています。

パソコン本体の意味や種類は、用語集「パソコン」で整理しています。

データ消去と、削除・初期化の違いは?


データ消去は、データを復元できない状態にする作業で、削除や初期化とは「復元できるかどうか」が違います。

作業何をする作業かデータは復元される?
ごみ箱に捨てる・削除ファイルを見えなくする残っていて、復元される場合がある
初期化(フォーマット)・リカバリOSの設定や管理情報を元の状態に戻す管理情報が変わるだけで、データが残る場合がある
データ消去専用の方法でデータを読めなくする方法を正しく選べば、復元されにくい

パソコン3R推進協会は、削除・初期化・リカバリのいずれも、実際にはデータが見えなくなっただけの場合があり、特殊なソフトで読み取られるおそれがあると説明しています。総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」も、データを削除したりフォーマットしたりしただけで処分すると、画面上は消えて見えても復元できる場合があると注意しています。

(参考:総務省「安全なデータの廃棄」、パソコン3R推進協会「データ消去について」)

初期化の手順そのものは、「パソコンの初期化方法〜Windows10/11編〜」「同〜Mac編〜」で解説しています。初期化は設定を戻す作業として役に立ちますが、データを確実に消す作業とは分けて考えるのがポイントです。

データ消去の方法にはどんな種類がある?


データ消去の方法は、大きく「ソフトで上書きする」「専用装置で消去する」「物理的に壊す」「暗号化消去」の4種類に分けられます。

方法内容注意点
専用ソフトでの上書き消去無意味なデータを記憶装置に上書きして、元のデータを読めなくするSSDはHDD用のソフトでは完全に消えない場合がある
専用装置での消去専用の機器で、電気的・磁気的にデータを消す装置が高価なため、データ消去サービスの業者が行うのが一般的
物理的な破壊記憶装置そのものを壊して、読み出せなくする外側のケースだけでは、中のディスクが無事なことがある
暗号化消去暗号化して記録していた場合に、復号に必要な鍵を確実に廃棄するもとから暗号化されている装置が対象

上書き消去について、パソコン3R推進協会は、決まったパターンで2回上書きすれば、一般的には十分とされると案内しています。消去には時間がかかりますが、手順が正しければ、家庭用のパソコンには実用的な方法です。

SSDについては、総務省が、その特性から、HDD用のデータ消去ソフトでは完全に消去できない場合があるため、専用のソフトを使うか、物理的な破壊などを検討するよう案内しています。

どの方法を選ぶかは、記憶装置の種類(HDDかSSDか)、パソコンが動くかどうか、データの重要度によって変わります。

パソコンを売る前に、自分でやることは?


売る前にやることは、「バックアップ」「サインアウト」「消去の確認」の3つが中心で、先に必要なデータを取り出しておくことが何より大切です。

  1. 写真・書類・メールなど必要なデータを、外付けのHDDやUSBメモリ、クラウドにバックアップする
  2. Microsoftアカウント、Apple ID、各種サービスのアカウントからサインアウトし、ログイン状態を解除する
  3. ブラウザに保存したパスワードや、クレジットカード情報を削除する
  4. 依頼先が、買取後にデータ消去をするかどうかを確認する
  5. 自分で消去する場合は、専用ソフトなど、復元されにくい方法を選ぶ

店頭に持ち込む場合は、バックアップを査定の前に済ませておく必要があります。買取業者がデータ消去を行う場合、消したあとにデータを取り出すことはできません。売る前のコツは、「パソコンを売りたい!事前にやっておくべき10のコツ」でもご案内しています。

壊れたパソコンのデータは、どうなる?


動かなくなったパソコンでも、中のHDDやSSDは生きていることがあり、データが残っていると考えて扱うのが安全です。

パソコン3R推進協会は、本体が故障していてもHDDは生きている場合があるため、データ流出の危険があると説明しています。取り出したHDDを、別の使えるパソコンに接続して専用ソフトで消去するか、HDDを物理的に破壊する方法が示されています。

なお、HDDをハンマーなどで叩いて壊す方法は、ケガの危険があるため避けるよう呼びかけています。最近のHDDは、記録する円盤がガラスでできているものがあり、割れて飛び散るおそれがあるためです。物理的な破壊は、専用の装置を持つ専門の業者に任せるのが安心です。

壊れたパソコンの買取は、「壊れたパソコンの買取は可能?」で詳しく紹介しています。

データ消去をしないと、どんなことが起きる?


データ消去をせずに手放すと、前の持ち主のデータが、次の持ち主に読み取られてしまうおそれがあります。

総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」には、ある大学生が中古パソコンを購入し、市販のデータ復元ソフトでハードディスクを調べたところ、医療機関が作成した診療報酬明細書の画像データが残っていた事例が紹介されています。この大学生に悪意はありませんでしたが、企業の機密情報を集める目的で、中古パソコンをあえて購入する手口もあるとされています。

(参考:総務省「中古パソコンによるデータの漏洩」)

家庭のパソコンにも、写真、住所録、メール、ネットバンキングやショッピングサイトのログイン情報など、多くの個人情報が入っています。手放す前の消去は、自分と家族を守る作業といえます。

買取業者のデータ消去で確認したいことは?


買取業者に確認したいのは、「データ消去を行うか」「費用はかかるか」「消えていることを確認するか」の3点です。

  • 買取後にデータ消去を行うか(行う場合、どの範囲か)
  • データ消去に費用がかかるか
  • 消去したあとに、消えていることを確認する作業があるか
  • 個人情報(本人確認書類など)を、どのように管理しているか

総務省は、専門業者のデータ消去サービスを利用する場合は、依頼先の信頼度も考えて選ぶようにと案内しています。買取に出す場合も同じで、古物商の許可を受けているか、消去の流れを説明してもらえるかが、選ぶときの目安になります。

当社では、買い取ったパソコンのデータ消去を無料で行い、データが消えていることを確認してから再販しています。法人様のパソコンも同じ扱いで、出張査定費や運搬費も無料です。詳しくは、法人様の買取のお客様の声やよくある質問をご覧ください。

データ消去のよくある質問

初期化すれば、データ消去は不要ですか?

初期化だけでは、データが残る場合があります。確実に消したいときは、専用ソフトでの上書きなど、データ消去の方法を選びましょう。買取に出す場合は、依頼先がデータ消去を行うかどうかを確認してください。

自分でデータ消去するのと、業者に任せるのでは、どちらがよいですか?

どちらでも方法はあります。自分で行う場合は、専用ソフトを使い、時間がかかる点に注意が必要です。故障したパソコンや、SSDなど、自分では消去しにくい場合は、業者への依頼が向いています。

SSDも、HDDと同じ方法で消去できますか?

同じとは限りません。総務省は、SSDはHDD用のデータ消去ソフトでは完全に消去できない場合があると案内しています。SSD用の専用ソフトを使うか、物理的な破壊を検討します。

スマホやUSBメモリも、データ消去が必要ですか?

必要です。総務省は、スマホ、USBメモリ、SDメモリカード、外付けハードディスクなども、パソコンと同様に処理するよう案内しています。

買取に出したあと、データを取り出せますか?

取り出せません。買取業者は、買取後にデータを消去する場合があります。売る前に、必要なデータを必ずバックアップしてください。

札幌でデータ消去が気になるパソコン売却を相談するなら


eラボワールドは、札幌市白石区でパソコン買取を行う専門店で、古物商の許可(古物許可番号 第101020001914)を受けて、パソコン本体・パーツ・周辺機器などの買取を行っています。

当社では、買い取ったパソコンのデータ消去を無料で行い、データが消えていることを確認してから再販します。本人確認書類などの個人情報は、社内の規定に従って厳重に管理します。店頭買取では、査定前にご自身で必要なデータのバックアップをお願いしています。

買取の方法は、店頭買取(予約不要)と出張買取(事前予約制)の2つです。宅配買取は行っていません。査定は無料で、実物を拝見したうえで金額をお伝えするため、金額は状態や時期によって変わります。古いパソコンや壊れたパソコン、パーツのみのご相談もお受けしています。

詳しくは店頭買取の流れ、法人のお客様、よくある質問をご覧ください。お電話は011-827-8683です。

データのことが不安で手放すか迷っている段階でも、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の運営者:eラボワールド(ノースジニアス・アール株式会社/札幌市白石区北郷4条9丁目3-10 北郷北海ビル)古物許可番号 第101020001914。データ消去に関する説明は、総務省・パソコン3R推進協会の公開情報にもとづく2026年10月時点の情報です。

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